春から初夏にかけて移行していくこの季節。
今年は生涯最高の「過ごしやすい気候」かもしれない、と毎日思う。
きゅっとひきしまった爽やかな空気は、ごくごく軽やかな質感で、ほんとうに心地がよい。
まるで、ほどよく冷えたおいしい水を瞬間ごとに欲しいだけいただいているような、
そんな気持ちになる。
ありがたいですなぁ。
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お嫁入りしたブレスレットの持ち主さんからメンテナンスを依頼されることがあります。
日々身につけてくださっていると、シリコンゴムで繋いであるタイプのものは
時間の経過とともにどうしてもゴム部分が伸びがちになってしまいますものね。
メンテナンスは郵送でも受け付けておりますが、
サロンへいらしたついでに直接その場でお直しさせていただくことも可能です。
先日はこちらのブレスレットをメンテナンス。
久々に「里帰り」してくれた子と再会できること自体、作り手としてはほんとうにうれしい出来事。
【メンテナンスに入る前にこのように必ず記録用の画像を撮ります。この後ブレスレットをほどいて繋ぎなおす時の参考用に。】
どの子もそうですが・・・大切にしてもらっているのが一目でわかります。
時を経てもなお、いやより一層、輝きが増しているんだもの。
それだけではない。
ブレスレットには必ず何らかの「深み」が生まれている。
わたしの手元からお嫁入りするときには存在しなかった「深み」。
それはきっと「持ち主さんとブレスレット」の間で紡がれ、積み重ねられてきた「時の贈り物」。
当事者同士にしかわからぬ、いや、当事者だけがわかっていればよい「内緒のSTORY」。
「内緒のSTORY」は、言葉で綴られるような類のものではない。
持ち主さんとブレスレットが交感しあい、言葉を超えた領域で育まれていく
「言葉にならぬ、けれども確かにそこにある、
人肌のようなあたたかみを備えた、生きている何か」。
その存在に気づくたびに、やっぱり思うのです。
「ありがたいなぁ。うれしいなぁ」って。
わたしの知らぬ間に育まれた「人肌のようなあたたかみを備えた、生きている何か」。
作り手冥利に尽きます。
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夏至の日限定ブレスレット作成スペシャルセッション(6月21日開催)、
ご案内&募集開始は6月9日(火)を予定しています。今のところ4枠の予定です。
ROCK(69)の日ですね。男女和合のシンボル。
しかも夏至の日から太陽が移行する蟹サインのマークを思わせます。
「会いたかったぜTOKYO! アリーナ、盛り上がってるか! 2階席&3階席、お前らサイコーだぜ!」
・・・さくらさん、ROCK の意味をはきちがえています。
しかも武道館クラス・・・大きく出ましたね。そして間違えている。
<お知らせです>
★ 夏至の日限定ブレスレット作成スペシャルセッション間もなく募集開始予定です。
・6月21日(日)開催決定です。
★ 6月中旬WebShopに「Angel’s GIFT」UP予定です。
・Angel+石のセットになります。