*星月譚*天秤サイン新月:バイアスは「理解のための材料の宝庫」

星月譚*Hoshi-Tsuki-Tan*
⇒ 折々の星模様をもとに言葉を編んでいます

【頼んでないのに文字記号を描いてきたAI画伯でありました】

 

*星月譚*天秤サイン新月*10月21日(火)
<新月ジャスト 21:25 PM/天秤サイン28.21度>

「はじまりのとき」の到来を告げる新月は、「新たに蒔かれる種」を受け取るタイミング。心の中に「今芽生えるべき思い」「これから向かっていきたい方向性」が静かに宿るときです。

今回の新月は、天秤サインの終盤度数で起こります。

さまざまな人の考え方や「状況に対する見解」の背後を支えている、「そう考えるに至った材料や根拠」への理解がおのずと深まっていく流れ。

それは、今目の前にいる人や周囲に対してのみならず、たった今、世の中を席巻している(ように見える)数多の意見に対しても向けられていく可能性。

考えや見解、意見というものは「言葉」で構成され、表現(発信や発言)を通して「変化を起こす力=影響力」を発揮します。

と同時に、表現された言葉の論調や行間には、発信者由来のいろんな思いや感情が(目には見えないところで)漂ってもいるもの。

そうした「目に見えない思いや感情=メタメッセージ」をキャッチできる感度が上がり、その結果として、今現在世の中に対立構造的な波風をもたらしている多様な「バイアス(先入観や思い込み)」の存在に気づきハッとする場合も。

あまりよろしくないものとして語られることの多い「バイアス」ですが、実は、相対する人やさまざまな考えを理解する上で、たくさんのことを語ってくれる「材料の宝庫」だったりします。

その人がどこで生まれ育ったのか、取り巻く環境はどうだったのか、風土、文化、社会情勢、時代の流れはどうだったのか。そういった、やはり外からは見えない「バックグラウンド」が、その人特有の、あるいはその考え独特のバイアスを形成していくもの。

ならば、バックグラウンドに思いを馳せることによって、なぜその人がバイアスを持つに至ったのか、その理由を多少なりとも理解していくことができるのではないでしょうか。

なおかつこのことは、自分自身に対しても言えること。「わたし」の考えや意見を形成しているバックグラウンドに思いを馳せる動きがおのずと生じ、自分で自分を不自由にしているかもしれないバイアスの存在に気づける予感大。

そうしたバイアスを(いつの間にか)用いてきた年月が長ければ長いほど、気づいた時の衝撃度はアップするでしょう。そしてその瞬間、待ち望んでいた変化がはじまります。

今回の新月が起こる天秤サインの度数は、数えで29度。サビアンは「Humanity seeking to bridge the span of knowledge.(互いの知識に橋を架ける方法を模索する人類)」。

【サビアンシンボルのイメージ画 by AI画伯】

 

橋を架けるには、まず双方それぞれを支えている「土台(バックグラウンド)」への理解が肝要。そうしていったん橋が架かれば、互いの考えを「行き来」させることが可能になります。当然、考えだけでなく、論調や行間に漂う「目に見えない思いや感情」の交感もはじまります。

自分と、目の前の人との間で。
自分と、まわりの人たちとの間で。
自分と、世の中のさまざまな考えとの間で。
自分と、自分の考えとの間で。

「そのための模索」が理解をもたらし、あなた自身の「この世界の見え方・捉え方」に、新しい風を吹き込んでくれるでしょう。

ちなみに「そのための模索」とは「知ろうとすること=バックグラウンドに思いを馳せる姿勢をあきらめないこと」です。^^
 

【Powered by nut’s wheel

 

* * *

本日10月21日(火)に新月&満月の会「ルナ〇ラボ」を開催します。

(当日17時までお申し込み受付OKです)


 

「レモン彗星 (C/2025 A6)」の到来とともに迎える新月。みなさんと共有できますことを楽しみにしております!

 

<お知らせです>

【11月スタート隔週土曜&隔週水曜/ご案内&募集中です】
150609e
※ 「新規クラス募集開始のお知らせメール」をご希望の方はこちらのフォームにてご一報くださいませ。

 

【次回開催:秋頃を予定しております】

 

【またどこかのタイミングで開催予定です】

 

星ゼミ 天体アナトミア次期開催決まりましたらお知らせします】

 

Spread the love

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です